
三日月尊天は古くから常楽寺の境内に祀らせてまいりました仏様です。
江戸時代の壬生の豪商加藤家が明和7年(1770年)にあらたなお堂を寄進したという記録がありますので、少なくもそれより以前から祀られてたと思われます。しかし常楽寺創建の寛正三年(1462年)から、またはそれ以前から土地の鎮守として祀られていた仏様なのかどうかは詳らかではありません。
三日月尊天は三日月を光背とした姿の仏様で、八人の脇侍を従えております。傷みがありましたので平成に入って修復いたしました。普段は厨子納められたままお祀りしてあり、年に一度大祭の日一日だけ御開帳致します。
毎年四月の第二日曜日(平成21年は4月12日)